新しい義歯 W-Lock Denture
W-Lock Dentureは義歯に「分割」という要素を加えることで、従来の入れ歯ではできなかったことができるようになりました。
患者様の不安や不満に対応し、豊かな食生活に貢献できれば幸いです。
部分入れ歯のバネで歯がぐらぐらする?
「部分入れ歯を装着していると、バネがかかっている歯がぐらぐらしてくる」そんなご不安はありませんか?原因の一つとして、入れ歯のバネがかかっている歯が着脱時に揺さぶられてしまうことが考えられます。部分入れ歯にバネは不可欠ですが、最近では審美的な要求から、レジンでバネを作ることもあります。ただし、レジン素材であっても金属バネと同じく歯へのダメージは発生してしまいます。
W-Lock Dentureでは、そういった横方向の揺さぶりをかけない構造になっているため、歯へのダメージをより軽減することができます。
部分入れ歯の「違和感」について
部分入れ歯の不満としてよくあげられるのが「装着時の違和感」です。バネ自体が違和感の原因となりますが、バネ周りや歯と入れ歯の隙間に食片が詰まったりすることによって、さらに違和感を覚えてしまうことがあります。W-Lock Dentureは従来のバネに代わるパーツを使用することで、そのような違和感の解消につながります。
抜歯を必要としない入れ歯製作
新しい入れ歯を作る際に「虫歯ではないのだけど、残っている歯を抜歯する必要がある」と説明をされたことはありませんか?従来の入れ歯では、残っている歯が極端に傾いていると入れ歯製作ができないことがあり、抜歯するケースがありました。W-Lock Dentureでは一定の条件がそろえば、歯を抜かずに新しい入れ歯を作ることができます。
自費と保険の入れ歯の違い
歯科医院の先生から自費の入れ歯を勧められることはありませんか?
自費の入れ歯は高いですよね。
SNSなどで調べてみると「自費の入れ歯は薄く作れて違和感が少ない」とか
「熱伝導率が優れているので温かさが直に伝わる」といったことが書かれています。
確かに上記のような特徴もありますが、歯科技工士の立場で説明させてもらうと、もっと大事なことがあります。
一部の特徴だけでなく、長く使える義歯として材料の特性を理解いただき、総合的な判断で選択いただけると嬉しいです。
▽総入れ歯の場合
▽部分入れ歯の場合
注意事項
W-Lock Dentureの適応には一定の条件が必要になります。口腔内の条件で対応できないこともあります、ご了承ください。